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2007年12月7日までに、インド上下院は、年老いた親の面倒を見ない子供に懲役を科す「親と高齢者の扶養と福祉法案」を可決したそうだ。

背景には、「多世代が同居する家族が減り、家族に面倒を見てもらえない高齢者が多くいる」(クマール社会正義・認可相)問題があり、これを解消する目的があるそうだ。

法律の内容、インドの現況が次のように報じられている。



【この法律の内容】

親の財産を相続したか相続予定の子供や孫、親類が、60歳以上の親の衣食住や医療の確保、介護を意図的に放棄した場合、最大で懲役3カ月、罰金5000ルピー(約1万4000円)を科すことができる。親は各県内に設ける専用の裁判所に訴えることになる。

【インドの家族状況】

年金や高齢者福祉制度が充実していないインドでは、年老いた親は子供に老後の世話をしてもらうのが一般的。だが、生前に財産の相続を確約すると、その後は子が親の扶養を放棄してしまうケースも起こっている。

これに対する抑止力を期待し、法律では、親の意向に基づき、裁判所が、親の面倒を見ない子供に対して相続の無効を宣言できる条項も盛り込んだ。

☆ 日本でも、今後必要になるかもしれない規定だ。ぜひ実施状況をウォッチして、良い点は取り入れるようにしてもらいたい。
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