日本の元気を左右するのは1500万人を超える「団塊の世代」近傍の人々。セカンドライフをどう過ごす? 全面関連情報満載を目指し、コツコツ更新中。
管理者ページ 
定年退職を迎える団塊サラリーマン男性について言われることが「地域デビュー」の問題。仕事中心で近所付き合いは妻任せだった人が多く、定年後に地域社会にどうなじんでいくのかということだ。東京都内で開かれた「高齢社会研究セミナー」で出されたさまざまな意見やアイデアが紹介されている記事を見つけた(西日本新聞)。

【議論のポイント】

団塊世代向けに地域で各種講座を開いても、肝心の男性がなかなか出てこないという現状だ。講師は次のように指摘したそうだ。

「女性はちょっとでも興味を持ったら来てくれるが、男性は『理屈付け』がないと出て来ない」

「イベントを企画しても、参加者は既に何かの活動をしている人ばかりで、新規の人がいない」



 会場の声

「日本の男性はシャイで、地域で横の関係を築くのに時間がかかる。まず妻が先に参加して、夫が出られるような雰囲気づくりをすることが必要」と提案。

「(出席していても)実は妻にせっつかれて来ている人も多い」。

「参加者を地元に限定せず、近隣自治体にも枠を広げてほしい」

「雑談から徐々にテーマを持たせた話にすれば男性も続けられるのでは」

「『男性だけ』と銘打つ方が集まりやすい」。

 もっとも、すべての男性が後ろ向きだということではない。今年6月に定年退職した男性は「わたしたちも地域社会に戻りたい。でも、長年、不義理していたので不安がある。そんな気持ちを理解してほしい」と訴え、拍手を浴びた。

 ただ、参加はしても、続かない人が多いという。達人倶楽部のセミナーは9割以上が男性だが、「『何かやろう』と言いながら、具体的な動きにつながらない」(川島さん)。栗原さんも「『この指とまれ』でとまる人はいるが、指になる人がいない」とリーダー不足も指摘する。

 コーディネーター役のシニアルネサンス財団事務局長、河合和(やまと)さんは「地域につながりを持つ妻は、夫にまでなかなか手が回らない。男性がまず同性の集まりで居場所を見つけ、その後に地域デビューを考えるとうまくいくのではないだろうか」と男性に奮起を促した。

なお、このセミナーは、内閣府と高齢社会NGO連携協議会による催しであった。分科会の「企業社会から地域社会への転身のすすめ」では、日本舞踊による介護予防に取り組む西川流師範の西川千雅(かずまさ)さん、シニア世代活用のために「達人倶楽部」を始めた川崎市産業政策部の川島達也さん、住民による提案型公共サービス民営化制度に取り組む千葉県我孫子市の元市議、栗原洋子さんがパネリストとして参加した。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する