団塊世代が興味を示す記事を集めたサイト「団塊サポート.com」を運営する萩原彰一さんは57歳。団塊世代まっただ中である。その人柄やサイト構築の努力について、中日新聞(2007年7月11日)が詳細に伝えている。
自身も団塊世代の萩原さんは、経営者や中間管理職向け雑誌「Forbes」(フォーブス)日本版に携わってきた編集マン。
2005年3月、54歳で出版社を辞め、IT(情報技術)を駆使したプロデュース学を習得し、この5月、念願の団塊世代向けサイトを開設した。
【中略】 サラリーマン生活の後半はフォーブス編集部に在籍。企業経営や生保を活用した節税対策、相続などの特集記事を組んだり、ファイナンシャルプランナーの連載を担当したりしてきた。
50代前半で定年を意識したとき「インターネットとデジタルコンテンツの世界を学べば、やっていけるのでは」と考えた。そして、ネットで都内の専門学校「デジタルハリウッド」を知った。 ☆ このあたり、進取の気性に富んだ方と思う。
その後、上司から定年後の働き方を打診されて退職を決意し、これからの夢を選んで同校に入学。【中略】
「団塊世代向けの事業ならできるかも」と卒業後にサイトを開設。「定年後は収入にも体力にも限りがあり、がむしゃらに夢を追いかけて何とかなるもんじゃない。第一に資金計画が必要」と、そのためのコーナーを目玉に据えた。
執筆者は編集者時代に出会った嶋さんだ。退職金を手にした団塊世代の四十年後までの毎年の収入と支出、資産を、住宅ローン残高などの条件に応じ、簡単に試算もしている。ほかに余暇の過ごし方や歴史をテーマにしたエッセーも掲載。団塊世代百人に聞いて、人気が高かったお勧めサイトも接続した。
「旅行などの趣味から介護やボランティア、再就職まで、団塊世代が求めるあらゆる情報を提供したい」と萩原さん。
輝く人々を紹介する「素敵(すてき)に団塊ライフ」は、自ら取材。現役ジャズダンサーの女性や飛騨高山にIターンした夫婦、早期退職し起業した男性が登場するが「感動を与える生き方をしている人ばかり」と言う。
サイトと同時に、団塊サポート株式会社を設立。妻(52)はパート勤めで資金づくりに協力してくれた。 ☆ とても重要な要素だと思う。
「定年後は自分のために羽ばたいて。失敗しないように計画はしっかり立てて」。萩原さんはサイトが同世代の一助になるよう充実させていくつもりだ。
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