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多くの企業で定年は60歳前後に設定されているのが現状だが、急激にその状況が変わってきている。ただし、その度合いは企業によって大きく異なる。幸せな60代を過ごすには、自分の置かれた環境の制度の変化傾向をしっかり把握しておくことが必要になるだろう。

報じられた企業の対応のうち、代表的なものをピックアップしてみました。



まず、2006年4月の改正高年齢者雇用安定法の施行により、企業は「65歳への定年引き上げ」「定年退職後に再雇用」「定年制の廃止」のいずれかの対応を義務づけられた。

【キャノン】 63歳定年制をさらに引き上げへ。

【松下電器産業、イオン、新日本製鉄】
 60歳定年後の再雇用制度を導入

【日本マクドナルド】
「60歳定年制」を廃止すると発表。約5000人の社員は本人が希望する限り60歳を過ぎても就労可能。大企業で定年制を廃止するのは珍しいが、米国のマクドナルドにはもともと定年制がないらしい。平均年齢が30代前半と若いので、それほど大きな影響は今のところないそうだ。社長のことば、

「本人の能力と年齢は無関係。定年制で会社貢献の機会が損なわれるべきでない」

さすがだ。

厚生労働省高齢者雇用対策課曰く、「現在も定年制がない企業はあるがほとんどが中小企業。大企業で導入するのはまだ珍しい」。流行の先端を走る企業は、定年に対する対応も迅速ということか。あなたが所属する組織ではどのような情勢でしょうか? そのうち奥さん(又はご主人)に聞かれますよ。

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