日本の元気を左右するのは1500万人を超える「団塊の世代」近傍の人々。セカンドライフをどう過ごす? 全面関連情報満載を目指し、コツコツ更新中。
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イエ男くん2名をかかえた母親の複雑な感情を克明に描写した記事を読んだ。30代にもなって、母親に衣食住の大半を支えてもらうなんて、甘えの極致にも思えるが、最近のパラサイトシングルたちは、そういうことを恥と思う感情が消失しているようだ。こうなる前にもっと早期に手を打つ必要があろう。団塊世代、お子さんたちの年齢次第ではもはや手遅れかもしれないが、彼らを長期的に自立させるべく「谷底へ突き落とす」ような刺激を与えることも含め、考えていく必要があると思う。さもなければ、自身の自由が著しく制限される事態を招くだろう。とはいえ、そういう制限されること自体が家族の愛情の一つの現れだと感じる人にとっては、特に現状を変える必要はないのかもしれないが。。。。

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【イエ男くん file38】「私が自立できない」 イエ男を2人抱える母親のぼやき

「早く自立して欲しいとは思いますよ。」そうぼやくのは、山下佳代(広島市在住・仮名)さん。現在、社会人となった二人の息子と一緒に暮らしている。大学進学のため一度は親元を離れた息子たち。彼らと再び一緒に住み始めたのには理由(わけ)がある。長男の圭吾さん(35歳・仮名)に聞いてみた。

「地元の高校を卒業後、関西方面の大学へ進学しました。就職先は広島で、親元を離れて一人暮らしを始める予定でした。ところが、父親に広島への転勤命令が下ったんです。すでに病で寝たり起きたりという父は先行きの不安もあってか、終の住まいを自分の就職先の近くに決めました。そして、同じ屋根の下で暮らすことになりました。」のちに他県に進学していた弟さんも実家の近くに就職先を見つけ、現在に至るそう。

「自立したいと思いますよ。でも、今はお金がなくて…」と圭吾さん。

当初、勤めていた企業は5年で退社。何か資格を取らなければ…と、パソコン教室に通い詰めさまざまな資格を取得。2年間の派遣社員を経て、現在はIT関係の企業で正社員として働いているようだ。

「ハローワークに行くと、○○資格が必要…と書かれている企業ばかりで、あー何か資格を取らないと就職できないなって思ったんですよ。それでパソコン教室で言われるままに資格を取ったら、貯金が残り少なくなっちゃってね()。」

毎月5〜6万円を食費として家に入れているほか、固定資産税などは母と弟で3等分して支払っているという立派なイエ男くんだが、給料の残りは車の諸経費やお小遣い、外食費などに消えてしまい、手元に残るのはわずかなのだとか。引越し費用がない…というのはわからなくもない。

一方、母親の佳代さんは、「親元にいると楽ですよね。家に帰ってくれば、風呂は沸いているし、ご飯も用意されている。奥さんがいるようなものですから…。親元で暮らすことの“不自由さ”と“楽さ”を天秤にかけると、“楽さ”の方が勝っているんでしょうね。それに主人が亡くなっていますから、私を心配してくれて出て行かないのかも…」と息子の心の内をシビアに分析してくれた。

家は一戸建て。最近1階の和室とリビングダイニングを一体化し、広々としたフローリング仕様にリフォームしたばかり。2階には3部屋あるため、3人が暮らすには十分の広さがある。圭吾も弟さんも、母親を旅行へ連れて行ったり、買物につきあったりと、家族の仲もすこぶるいいそう。

ところが、佳代さん曰く「友人と旅行に行きたくても、ふと頭をよぎるのは息子達のこと。一人でできそうなことでもつい、息子達に頼ってしまう」のが悩みの種らしい。

私がね、自立できないんですよね。」と佳代さんはぼやく。

家を出ないのは息子たちの都合とはいえ、親の複雑な心の内をちょっとは考えてみては?


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