日本の元気を左右するのは1500万人を超える「団塊の世代」近傍の人々。セカンドライフをどう過ごす? 全面関連情報満載を目指し、コツコツ更新中。
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綾小路きみまろ(あやのこうじ・きみまろ)氏は漫談家。1950年鹿児島県生まれなので、団塊世代と言ってよいだろう。2002年発売の「爆笑スーパーライブ第1集!中高年に愛をこめて」のCDがミリオンセラーになり、その頃から有名に。つまり50代からブレークしたわけだ。2006年1月に「第2集!ガンバッテいただきたいの……」も発売。著書に「失敗は、顔だけで十分です」(PHP文庫)など。

綾小路きみまろさんは、あん摩(ま)マッサージ指圧師の免許を得て30年近くになる。大学卒業後、キャバレーの司会をしていた。演芸の司会や漫談で世に出たかったが、自分は「キャバレーというハコ」から脱皮できないというあきらめも感じていたという。

その頃、手に職をつけなければと考え、



資格のガイド本を買った。全国どこでもできるマッサージを選んだ。「専門職業の資格がある」という強みは、長い不遇時代に心の支えだった。

 「口八丁手八丁と言うでしょう。口(司会)で食っていけない場合は、手で稼ぐ」

 昼間は専門学校に通い、夜はキャバレーの仕事。2年勉強して27歳で資格を取ったというから、努力家だ。

 40代にかけて、漫談で大物歌手の前座や司会を務めたが、なかなか人気が出ない。思い立って、漫談を録音したテープを、高速道路のパーキングエリアで観光バスに「お客に聞かせてくれ」と手渡してみた。

 これで反応がなかったら、芸能生活に見切りをつけてマッサージ治療院を開こう、とレイアウトまで考えた。しかし、このテープから人気に火がつき、50代で大ブレーク。

 「マッサージの仕事は体力が要る。今は人にしてやると、ぐったり疲れて自分がマッサージしてもらいたくなる。高齢化社会に備えて資格を取ったら、いつのまにか自分が高齢者になっていました

高齢者の仲間入りをする前に、マッサージや介護の資格を取っておくのは、とてもよい老人生活のウォーミングアップかもしれない。

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