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安倍前首相が元気になれるのは、北朝鮮の拉致問題を糾弾するときだけなんだろうか? それを地道に達成するはずの職責を放り出したことをいったいどう思っているんだろう? 拉致被害者家族の方々が日本の政治家に不信感を抱くとすれば、その元凶の一人にまちがいなく入るはずの人物だが、なぜか威勢が良い。

加藤氏の発言に興味を持っている人は、拉致被害者を帰したほうがよかったかどうかを議論したいのではあるまい。政界・外交の舞台で、庶民に知らされずに一部のエリート(真の力ある人たちとは限らないのが悲しい)に握られ、もみつぶされ、大事なことがちっとも伝わってこないことの象徴のようなできごとの一端を伝えたことに興味を示しているものと想像。それに対して、発言自体がけしからんという論調は、自分が無能な政治家でしたということを(もうみんなわかってしまっているのだが)、さらに自らだめ押しして主張しているようなものに感じる。

こんな人がまだ国会議員であり続けることができること自体、ただ虚しい!

ニュース 「安倍前首相、拉致被害者めぐる加藤氏の発言批判」    2008年7月17日アサヒコム

安倍前首相は2008年7月17日、埼玉県戸田市での講演で、

自民党の加藤紘一元幹事長が北朝鮮による拉致被害者5人を「返した方がよかった」と発言したことについて「大きな考え違いをしている。拉致をした所に『戻りなさい』と約束したら、日本の責任放棄だ。約束を裏切ったというのは、北朝鮮の主張そのものだ」

と批判した。

加藤氏は7日のBS11の番組で、司会者から「返した方がよかったか」と問われ「当然だ。国家と国家の約束だから」と答えていた。




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