日本の元気を左右するのは1500万人を超える「団塊の世代」近傍の人々。セカンドライフをどう過ごす? 全面関連情報満載を目指し、コツコツ更新中。
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道内の団塊世代退職金の合計額が本年度から3カ年で1兆1000億円に達することが、北海道銀行の試算で分かった(2007年7月4日)。2004−2006年度の3年間に比べ2260億円の増加で、特に2008、2009年度は、単年度の退職金総額としては過去最高水準になるとみられている!

とはいえ、これらの大半は貯蓄に回るとみられているので、団塊世代引退が道内の消費活性化にどこまで結びつくかは不透明だ。 ★ こういうときこそ、行政・ビジネス界の取り組みがいがあるというもの。
団塊世代の遊び心をくすぐろうと、同窓会プランに力を入れるホテルも多い。「久しぶりに学生時代の仲間と会うのもオツなもの」との発想で、神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、若かりしころの写真入りの名札学校のチャイムの音響サービスで雰囲気を盛り上げる。

健康をうたう企画も登場。神戸ベイシェラトンホテル&タワーズは、がん検診付き宿泊プランを発売した。ツインルームに1泊2日で289,000円と安くはないが「この機会に健康を確認して第二の人生を幸せに」と呼びかける。 ▽ 勝ち組の団塊世代しか受診できないパックのような気がするが、どうなんだろう? 技術的にすばらしいケアをしてくれるんだろうか?
高島屋は、JR新宿駅南口にある新宿店を全面改装し、4月19日にオープンすると発表した。この店は平成8年の開店以来初めての改装となる。地下1階の食品売り場には高級スーパーの「紀ノ国屋」が入るそうだ。 ← 「高級スーパー」ってどんなものだろう? ネーミングだけでも興味をそそる。 以下、改装内容の特徴をイザの記事からピックアップしておく。
仙台市中心部の百貨店は、初売りで「団塊商戦」に弾みをつけようと、目玉として豪華商品を用意し、アピール合戦を展開した。
【藤崎】
1000万円の世界一周クルージング(2本)を販売。2日に1件の申し込みがあった。夫婦で貸し切りハイヤーを使って九州をゆったり旅する「良い夫婦福袋」(41万2200円)は3本の販売に対し、倍以上の応募があったという。

 「団塊世代は使うときは思い切って消費する。今年は、旅や健康をキーワードに商品やサービスを売り込みたい」。


【三越仙台店】
「世界七大峰をめぐる世界二周旅行」(2007万円)こそ、初日の申し込みがなかったが、「定年後に始めるゴルフセット」は50万円や25万円の商品が売れた。

「ゴルフなどの余暇を楽しんでもらう商品を提案していく。カジュアルな服装も必要になる」と、団塊世代戦略を練る担当者もいる。

【さくら野百貨店仙台店】

「地球の旅仙台」:定年後を物価が安く気候が温暖な海外で過ごす「海外ロングステイ」の売り込みに力を入れる。タイへの下見ツアーを福袋として用意した。

同社が毎週土曜に開いているロングステイ説明会も参加者が増加中らしい。売り込む側の論理では、「退職後の快適な生活は待っているだけではできない」と煽っていくようだ。←自分のポリシーをしっかり持っていないと、高い商品を買わされるだけに終わり、何も実になって残らないようなリスクもあり得る。うまく活かしたいものだ。
「2007年問題」と呼ばれる大量定年退職が始まる年が明けた。団塊世代向けの福袋にはどんなキャッチフレーズが使われたのか?

そごう横浜店:「もう一度恋人同士に戻ろう福袋」
2コース(10万5000円)。エステやフットケアのサービス、記念写真の撮影、豪華な食事などがセットになり、抽選で各1組(2人)の限定商品として、3日まで店内で募集。1月2日だけで約300件の応募があったそうだ。

東武百貨店池袋店:「退職後の趣味に料理はいかが?」

鍋や包丁、まな板などをセットにした「男の料理福袋」を2種類販売(2万円と1万円)。午前9時10分の開店から2時間足らずの午前11時前には計30点が売り切れとなった。

日本橋高島屋
約6カラットのイエローダイヤモンドをあしらった1億円の携帯ストラップを展示販売。多くの人が展示ケース前で携帯電話を構え、記念撮影をしていた。
阪急阪神ホールディングスは、大手銀行や地方銀行など54の金融機関から、協調融資(シンジケートローン)で1000億円を調達する方針を決めたという。

現在、資金需要が伸び悩んでおり、各行とも優良な貸出先を求めている。上記融資の主幹事を務めるのは、三井住友と三菱東京UFJ銀行だが、その呼びかけに多数の金融機関が殺到した形だ。何と言っても、関西(完済?)の雄「阪神タイガース」の看板を頼りに、優良融資先とみなされているのだろう。(← 虎がこけたときが怖いが、まだ来年は大丈夫だろう)

これは借り手にとっても多数の(幅広い)金融機関から借りることとなり、三井住友への依存度を低くできるメリットがある。ともあれ、協調融資で一度に50以上の金融機関が名を連ねるのは珍しいという。
住宅事業者が、団塊世代リフォーム需要の取り込みに懸命になっている状況を反映したのが、10月7, 8日に金沢市で開催された「いしかわ住まい博2006」ホームページ)。

いわゆる「2007年問題」で指摘されているように、来年から退職する団塊世代には大量の退職金が支払われるのと同時に、彼らの住宅が建設後25〜30年に達しており、また老後のライフスタイル変更に備えて、リフォーム需要が急増すると見ているため。

TOTO:リモコン操作で収納スペースを動かせるシステムキッチンや、自動的にふたが開閉するトイレなど、高齢者に配慮した新商品

住友不動産の北陸支店:骨組みから改築する工法で、古民家再生の実績をアピール

主催は、北國新聞社だが、後援は、国土交通省、県、金沢市、県建築住宅総合センター、住宅金融公庫北陸支店、ラジオかなざわ・ラジオこまつ、ラジオななお、金沢ケーブルテレビネットが顔を揃えているのも興味深い。
団塊世代をターゲットにした紳士用カジュアル衣料に熱い視線が向けられている。今後の大量退職を見込み、これまでの「おじさんファッション」とはひと味違う着こなしを提案し、猛烈なアピール合戦が始まっている。岩手県盛岡市の状況を報じる記事(岩手日報)のメモ。

【盛岡市菜園のカワトク内のバーバリーショップ
中高年向けの新ブランドのコーナーを新設。綿素材のブルゾン(5万9000円―6万9000円)にもスーツと同じしっかりした仕立てを採用。サーモンピンクや紫といった明るい色使いのシャツ(1万5000円前後)や薄手のセーター(2万円前後)などが並ぶ。「革ジャケットが今秋の売れ筋商品の1つ」。価格は10万円前後で、従来より薄くて軽く柔らかなデザインという。ジーンズは、伸縮性が加わりはき心地などがアップ。平均価格帯は1万5000円。細身のスーツジャケットと組み合わせが人気。

AOKI】盛岡バイパス店:東仙北町2-10-30、盛岡上堂店:上堂1-19-67
今秋、団塊世代と同世代の映画スターを起用。ベルベットやツイードなど高品質のジャケットを4万950円で提供し支持獲得を狙う。

中三盛岡店
ニューイングランド風のファッション・アイビーのデザイナーのメーカーの品ぞろえを昨年から3割増やした。アイビーは団塊世代が青春時代を過ごした60年代に一世を風靡(ふうび)した。トレードマークの紺地のブレザーは、渋めの金属ボタンで復活した。「アイビーは多くの団塊世代が経験している。すんなり受け入れられる」。

団塊世代は、ファッションや体形に敏感。アピールしたい気持ちは強い」

高島屋(ホームページへ)は2007年おせち料理の予約承りを開始したという。
◆平成18年10月11日(水)〜12月23日(土・祝)◆
◆新宿タカシマヤ B1F食料品特設会場/TEL 03−5361−1111(代表)◆

アピールポイントは、慶祝」「健康」「トップシェフ・職人の競演」

いろんな説明が続くのだが、その中に、2007年は団塊世代が還暦を迎えることに注目した文章があったので、メモっておく。

 ○2007年には団塊世代が還暦を迎え、第2の人生をスタートする年。改めて家族との団欒・家族との時間を大切にする3〜4人前のおせちを新規で提案。鯛のお頭付など「慶祝感」あふれるお品書きをご用意。「健康」にも配慮したお品書きも。

生き残りをかけて、百貨店も必死で団塊世代にアプローチしているようだ。(ニュース記事へ
団塊の世代に対する調査結果では、定年後やってみたいことの最上位は国内または海外旅行になることが多い。これに熱い視線を注ぎ、具体的に顧客の囲い込みに余念のないのが、旅行業界と金融機関。日本海新聞に報じられた鳥取県内の具体的な動きをメモっておく。

農協観光鳥取支店】
0857-26-0602
付加価値の高い商品 → 国内外へのチャーター機や豪華客船「飛鳥II」など。夫婦参加型の新プランを準備中。曰く、「夫婦という個を集めて団にすることで、内容のよい割安な旅を提供したい」

JTB鳥取支店
本物志向を追求し、個人の希望をかなえる「グランドツアー」 → 「アフリカの野生動物の出産を見たい」要望に対応、海外の大学で学ぶ滞在型のシニアサマーカレッジ、長期滞在旅行専用のプラザ開設など

近畿日本ツーリスト鳥取営業所
「ロングステイと大人の旅がキーワード」→ 最長一カ月のゆとりあるプランを前面に出す。団塊の世代を意識し、ホテルや食事をグレードアップ。宿泊と人間ドックを融合した新しい旅の形を提案!

鳥取銀行
専門の資格を持った個人預かり資産担当者を各地区に配置。年金アドバイザーを大幅増員。複雑なことを「気軽に相談できる銀行」を目指す。

山陰合同銀行
年明けに「ごうぎん資産運用プラザ」を松江と鳥取地区に開設 → 資産運用の相談業務に特化した新型店舗。コンサルティングルームでゆっくりと落ち着いて「対話ができる空間」を用意し、豊富な金融知識を持った行員がニーズに応える。
金沢市内の2つの百貨店が年末〜来年をにらんでどのような改装をしているか? ここにも2007年問題の特徴が現れており、興味深い。(参考:北國新聞060917)

めいてつ・エムザ詳細コチラ
9月16日に新装オープン。紳士部門を4,5階に拡張。ゴルフウエアとカジュアル衣料の品ぞろえを増やした。紳士靴の売り場は2.5倍、バッグ・革小物の売り場を2倍に拡張したという。団塊世代には、「ビジネス一本でなく、休日の着こなしを」と提案。紳士ブランドとして米国の「スタンリーブラッカー」、英国の「チェスターバリー」を並べる。

香林坊大和】詳細コチラ
7階ベビーサロンの授乳室と各階の休憩スペースを改装し、団塊世代、その子どもの団塊ジュニア、さらに孫の「3世代」がくつろげるスペースを提供。3階に婦人衣料「アマカ」と「自由区」。1階には「ジュピターゴールドレーベル」(人気タレントの梨花デザインによるアクセサリーを扱う)
秋篠宮妃紀子さま男児出産を受け、経済効果の試算結果がちらほら報じられるようになってきた。毎日新聞では、「1500億円規模」(第一生命経済研究所)という数字をあげていた。これは、出生率の上昇などに伴う消費の誘発を期待している。

同研究所によれば、皇太子妃雅子さまが愛子さまを出産された2001年の婚姻数は、平年と比べ1万5000件増、出生数は1万1000人増だった。たぶん平均値は100万近傍だろうから、1〜2%の増加割合に相当する。

「お祝いムードが高まれば、出産に関連する便乗商品が売れるなど、経済効果はもっと拡大する可能性もある」と指摘する声もあるが、はたして現代の若者たちがそう簡単に結婚・出産増加というアウトプットを示すだろうか?
団塊世代が定年退職する2007年度から2009年度に支払われる退職金は、毎年15兆円以上で、計50兆円にのぼる(第一生命経済研究所の推計)。

住宅ローンの返済に充てられる分以外は、大部分が消費か金融商品に回ると予想されている。この巨額マネーをわがものにしようと各界が知恵を絞っているが、証券会社の状況をメモっておきます。今後おつきあいが増えるでしょうから、役立つこと確実です。
財団法人徳島経済研究所が2007年から定年を迎える団塊の世代が徳島県に移住した場合の経済効果を試算した。

最大のプラス効果は、1200億円だそうです。ずいぶん巨額だな〜と感じるが、その内訳は次の通り。
地方では、田舎暮らしや農業に興味を持つ団塊世代を呼び込もうという動きが種々報じられているが、その経済効果はどれぐらいなのか? 今まで定量的な数値をあまり見たことがなかったが、このほど岩手県に関する数値が報じられたので、概要をメモっておく。

【想定条件】
東京や大阪などの大都市圏に約5万人いる岩手県出身の団塊世代の2割、即ち1万人が岩手県に移住する。そのモードは、60歳の2人世帯が毎年500世帯ずつ移住。無職と仮定。

【経済波及効果】
約5600億円!(試算対象期間は、移住後26年間)
→ 移住後に何か事業に加わると考えれば、もっとこの数値は増える方向になる。

この一方で公的負担も増えるのだが、経済波及効果の方がはるかに大きいという。

【移住促進事業】
東京都のいわて銀河プラザ内に「いわて定住・交流支援センター」を開設。
「岩手への移住促進フォーラム」を都内で開く(8月)

【岩手県への移住の特徴】
 NPO法人の県健康アシスト協会(本部・田辺市)が福祉サービスの代価となる地域通貨「きしゅう券」を発行して3年余り。これまでの総発行枚数は約45,000枚とか。啓発活動などが実って徐々に上向きつつある。

今後は、団塊世代の高齢化を視野に入れ、退職後の生きがいづくりとしての活用を進めるという。

現代の50〜60代は最も貯蓄が多く、余暇時間も(人によるが)多い世代になりつつある。ライフスタイルの多様化もグングン進んでいる感がある。

各地域の実状にあった施策が功を奏せば、思わぬ経済効果が引き出すことができるんだろう。うちの地域はどうかな? 今のところ何もなさそうだが。

【報道内容】
地域通貨「きしゅう券」
発行3年 利用状況上向き
生きがいづくりで活用へ


【略】

団塊世代に狙い
2006年5月30日、経済産業省が「がんばる商店街77選」を公表しました。これは、ユニークな取り組みでにぎわいを生み出している商店街の事例集です。

定年後は地域密着型の商業に関係したいと考えている方々には参考になるのではないでしょうか?
これは精神科医の和田秀樹氏の主張。「相続税100%こそ超高齢化社会を活性化する究極の税制である」という。フリーライターの山崎マキコさんがWEBに3回にわたり紹介している。

和田氏の本業は高齢者専門の精神科医。「ろくに親の介護もしないで、財産だけはみんな子供がもっていくケース。特別養護老人ホームや療養型病床群を使って介護は公に負担させておいて、さまざまな減免措置のおかげで相続税をまったく払わずに巨額の財産を手に入れるケース(相続税を払っているのは死亡者総数の5%前後である)。さらにひどい例では、親を施設に入れておいて、子供がその年金を好きに使ってしまうケースなどがあまりに多く、素直な感情として、これでいいのかという思いに駆られる」

介護を病院にすべて丸投げしておいて、患者を孤独のなかに叩き落しておきながら、ひとたび金のからむ問題になると血眼になる人間の醜さ。
道中小企業家同友会帯広支部(落合洋支部長)は、首都圏などから道東へU・Iターンする高年齢者の再就職、転職活動を支援する。2007年以降に団塊世代が大量退職する「2007年問題」をにらみ、同世代のU・Iターンを促進することで道東圏の地域活性化につなげる。初年度は30人前後の転職などを支援する。

これは、厚労省の地域雇用開発活性化事業の採択を受けたもの。具体的な内容はコチラの記事に詳しい。
最近インド経済の急速かつ安定した成長ぶりが話題だ。2020年に世界経済の中心になる可能性があるブラジル、ロシア、中国、インド、南アフリカの5国をBRICsと呼ぶことも多い。

簡単にインド経済に投資できるファンドも発売され、すごい人気とか。ここで一気に投資するか、様子見するかの影響は大きいだろう。